2022年9月3日でフリースクールMIkatana 開校3周年となりました
『TOPICS』
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岡山県の政令指定都市「岡山市」の小中学校においてフリースクールMikatanaへの登校が出席扱いとなるようになりました。
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福武教育文化振興財団様より私たちMikatanaの活動に助成を頂きました。
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Mikatanaへ通うために東京から岡山へ移住して来てくれました。(これまでの累計移住数10家族)
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支援制度の対象範囲が、岡山市、瀬戸内市、赤磐市、倉敷市、久米南町、矢掛町、香川県高松市、備前市、玉野市(認可順)にまで拡大しました。
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力を貸してくださるスタッフの数が増え、従業員数が正社員1名アルバイト5名の計6名となりました。
1.岡山県の政令指定都市「岡山市」の小中学校においてMikatanaへの登校が出席扱いとなるようになりました。
フリースクールMikatanaに通う子ども達にとって少しでもプラスになるように開校してから2年間に渡り、出席扱いにしてもらえるよう各種関係期間に働き掛けて参りました。
2年半を経過した頃から出席扱いを認めてくださる学校や自治体が出始め、政令指定都市の岡山市におきましても出席扱いが認められるようになりました。(学校長の承認が必要)
不登校生の対応において、東京などの都市部に比べて大きく遅れていると言わざるを得ない岡山県ですが、ようやく変化の兆しが感じられるようになりました。
2.福武教育文化振興財団様より私たちMikatanaの活動に助成を頂きました。
中高生以上を対象とした「フリーランス養成プログラム」を本格始動させるために、福武教育文化振興財団様の活動助成の対象とならせて頂きました。残念ながら新型コロナウィルスの爆発的な感染拡大により今年度は2回のイベントしか行えず、次年度にイベントを持ち越すこととなりました。
3.Mikatanaへ通うために東京から岡山へ移住して来てくれました。(これまでの累計移住数10家族)
これまで九州や四国、関西圏からの移住が大半でしたが、東京からの移住がありました。
現在も埼玉県、兵庫県のご家族から移住を視野に入れたご相談を受けております。
私たちフリースクールMikatanaのある岡山県瀬戸内市牛窓町は「過疎地」です。つまり、お年寄りが多く子どもの数が少ない地域です。
フリースクールMikatanaの総生徒数が近隣の小学校の総生徒数を上回るほどにまでなりました。
4.支援制度の対象範囲が、岡山市、瀬戸内市、赤磐市、倉敷市、久米南町、矢掛町、香川県高松市、備前市、玉野市(認可順)にまで拡大しました。
岡山県全体、及び近隣の香川県、兵庫県という遠方から、通学に長い時間を掛けてでも私たちフリースクールMikatanaに通ってくださっています。
私たちの特徴の一つとして、瀬戸内市にありながら瀬戸内市の子どもはほとんどおらず、大半が遠方から通って下さっているということです。
瀬戸内市の子どもが少ないことの理由は、「不登校」への理解、「フリースクール」の理解を行政が示さないためです。
これが、地方における小さな市の実態だと言えます。
6.力を貸してくださるスタッフの数が増え、従業員数が正社員1名アルバイト5名の計6名となりました。
「不登校」という社会課題に向き合ってくれる仲間が増えました。
不登校生の実態を目の当たりにして、一緒に運営のこと、支援のこと、今後のことを考えてくれる仲間が増えてくれることに感謝するばかりです。
今後の展望
フリースクールの経営、運営の難しさを痛いほど実感して来た3年間でした。
しかしながら、同時に基盤を固められた3年間でもありました。
収益構造が弱いので、そこにテコ入れをしつつ、次の展開(収益構造の改善と拠点数の拡大)を行っていく所存です。
更なる進化を遂げるべく皆様にご協力、ご支援を頂きながら、急がず慌てず無理をせずに前に進んでいこうと思います。
引き続きのご支援のほどどうぞよろしくお願い申し上げます。
一般社団法人WOLFING
代表理事 中西 俊介