
4歳息子の「わがまま」との向き合い方――父親目線の育児、保育園生活体験談
「新しいおもちゃがないと保育園に行きたくない!」
4歳の息子にこう言われて泣かれてしまったり、お願いを断ると「パパなんてキライ!」と怒られたり、時には物を投げて荒れてしまうことも……。父親としてどう接したらいいのか、日々悩みます。
息子の気持ちも分かるけれど、どこまでわがままを聞いていいのか?
わがままかどうかを見極めないと…
育児の中で、僕もたくさんの葛藤を経験しています。
甘やかすことと、言いなりになることの違い
息子が可愛くて、つい「甘やかして」しまうことはあります。でも、「甘やかす」と「言いなりになる」は違うと、育児を通して強く感じるようになりました。
僕も以前、「お片付けできたらご褒美にお菓子をあげるよ」と条件をつけて物を与えたことがありました。その時は素直に片付けてくれて、僕も嬉しかったのですが、次第に「これやったら○○買ってくれる?」と交渉されることが増えてきました。
条件付きのご褒美が生むもの
親の期待通りの行動をしたときだけ褒めたり、何か条件をつけてご褒美を与えたりしていると、息子は「どんな自分でもパパに受け入れてもらえる」という安心感を持てなくなってしまうのでは、と感じています。
実際、「いい子にしてたらパパが何か買ってくれる」と思い込んでいるようで、思い通りにいかないときには怒ったり、泣いたりすることが増えたことがありました。
物で愛情を伝えることの限界
もちろん、息子に何かを買ってあげること自体が悪いとは思いません。誕生日や特別な日には当然プレゼントを用意しますし、嬉しそうな顔を見るのは父親としても幸せです。
でも、物を与えることでしか愛情を伝えられなくなると、息子は「物を買ってもらう=愛されている」と感じてしまうのではないか、感じます。
どれだけ物を買い与えても、息子の心をずっと満たし続けることはできません。
父親として心掛けていること
• できないことは、きっぱり「できない」と伝える
• 何かを買ってあげるときは、条件をつけずに気持ちよく買ってあげる
• 息子の行動や結果に関係なく、「大好きだよ」と伝える
・お風呂の中でたくさん今日の出来事をおしゃべりする。聞く
• 「ありがとう」「頑張ったね」と、行動そのものや「ハサミが上手に使えるようになったね」など、プロセスを認める声かけをする
息子の様子と成長
保育園では、息子も友達と一緒に遊んだり、時にはケンカをしたり、色々な経験をしています。
朝の登園時に僕から離れるのを嫌がる日もあれば、すっと友達の方に遊ぶに行ってしまう日もあり、毎日が成長を感じる連続です。
最近は、「数字が書けた!」と自慢し合ったり、みんなでお昼寝したりと、園生活を楽しんでいる様子も見られるようになりました。
4歳の息子のわがままに振り回されそうになることも多いですが、「この対応で本当にいいのかな?」と悩みながらも、一緒に成長していけたらいいなと思っています。
保育園生活を通して、息子と向き合う毎日を大切にしていきたいです。
この記事へのコメントはありません。