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PFASについての浄水器・ミネラルウォーター調査レポート

こんにちは。最近話題の「PFAS(有機フッ素化合物)」について、家庭でできる対策や市販ミネラルウォーターの安全性が気になり、いろいろ調べてみました。自分なりにまとめたので、同じように気になる方の参考になれば嬉しいです。
PFASとは?
PFASは「ピーファス」と読み、工業製品や日用品などに広く使われてきた有機フッ素化合物の総称です。分解されにくく、環境や人体への残留が問題視されています。日本でも2023年に水道水の暫定目標値(PFOS+PFOA合計で50ng/L)が設定されました。
浄水器でPFASは除去できる?
結論から言うと、多くの家庭用浄水器でPFASの除去は可能です。特に、活性炭フィルターや逆浸透膜(RO)フィルターを搭載したものは除去率が高いです。
• 日本の浄水器協会が試験したところ、蛇口直結型の浄水器でもPFOS・PFOAの除去率は97.9%以上という結果が出ています。
• 活性炭フィルターだけでも7~8割は除去できるそうですが、より高性能なモデルだとさらに安心です。
• ただし、すべての浄水器が対応しているわけではないので、「PFAS除去対応」と明記された製品を選ぶのがポイントです。
• カートリッジの定期交換も忘れずに!
ミネラルウォーターのPFAS検査状況
市販のミネラルウォーターはどうなのか?これも調べてみました。
• 厚生労働省の調査では、多くのミネラルウォーターでPFASは検出されていません。ただ、過去には一部で水道水の基準値を超えるケースもあったようです。
• その後、多くのメーカーが自主検査を強化し、ほとんどの製品で「検出下限値未満」や「基準値の1/10以下」といった安全性をアピールしています。
安全性の高いミネラルウォーターブランド
信頼できそうなブランドをピックアップしてみました。
• い・ろ・は・す:国内7カ所の採水地で定期的にPFAS検査を実施。全採水地で検出下限値未満(0.1ng/L以下)とのこと。
• アサヒ おいしい水:外部機関による定期検査を実施。水道法の基準値の1/10以下。
• キリン やわらか天然水:PFOS・PFOAの検査を実施し、水道法基準以下。
• ハバリーズ:全水源でPFAS検出下限値未満。
海外ブランドは検査体制が不透明な場合も多いので、国産大手の方が安心感があります。
ウォーターサーバーは?
ウォーターサーバーも、活性炭やROフィルター搭載モデルならPFAS除去効果が期待できます。特に「PFAS対応」や「ROフィルター搭載」と明記されたものを選ぶとよさそうです。
まとめ
• 家庭用浄水器でも高性能モデルならPFAS除去が可能。
• ミネラルウォーターは国産大手ブランドを選べば、ほぼ基準値以下で安心。
• ウォーターサーバーもフィルター性能に注目!
PFASは目に見えないものなので不安もありますが、情報を集めて対策すれば、安心して水を飲めると思います。今後も新しい情報が出たら、またレポートします!
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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